ああチヤホヤされたい

栃木県在住コピーライターnagatouch公式ブログ。趣味はインプット。仕事がアウトプット。

文章が全然進まない人のための処方箋

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自分が以前に投稿した記事を
読み返していたのですが

 

「文章が全然進まない人に向けた解決策」

 

をお話すると言って
なんと、1年以上が経過していました。

(2017年2月15日更新の記事)

nagatouch1217.hatenablog.com

 

(さすがにひどい)

と我ながら感じましたので
今日はその参考になることを
お伝えできればと思います。

 

仕事したてで
「職業病なのかペンが動かないぜ!」
という初々しい方や

 

「1000文字が絶望的に遠いです・・・。」
という
これまた初々しい方には
ピッタリかと思います。

 

あとは仕事の選び方にも
多少影響してくるので
純粋な書きやすさも変わってくるはずです。

 

 

そもそも進みやすい、進みにくいが存在する

 

 

・・・僕は当たり前のように
毎日何かしら執筆作業をしてまして、

 

30分でも1時間でも
文章を考えない日がありません。

 

好きでこの仕事をしているわけですから
別に毎日やることに
抵抗はないのです。

 

YouTube見るのに
モチベーションとか要らないじゃないですか。

 

「マンガを読むのを続けよう!」
なんて思わないですよね?

 

僕はパズドラだったり
三国天武っていう三国志系のゲームに
気がついたら起動してるレベルです。

 

・・・ちょっと脱線しましたが

 

文章をスラスラ書こうと思うときも
実はこうした感情が影響してきます。

 

好きなもの、興味のあることなら
結構誰でもスラスラ書けるんです。
 
うまい下手は今回関係ないですよ。

 

とにかく興味があるジャンルなら
書きやすいはずです。

 

 

なので
文章をスラスラ書くコツその1。

 

『好きなことで書く』

ということになります。

 

 

興味を持たないとなんでもしんどい

 

「なんにも興味のないことは
誰だって書きづらい」ってことです。

 

ライターで仕事もらいはじめの頃は
よくあると思います。

 

大して興味もない
投資やら美容やらの記事を書き、
最近だと暗号通貨ですかね。

 

書こうとしているテーマ自体が
よくない可能性があるわけです。

 

なので、できれば
興味のあるテーマや
調べるにも億劫じゃないテーマで
書くようにしたほうが良いですね。

 

または、どうしても
切り離せない仕事や記事であれば
死ぬ気で興味を持ちましょう。

 

イーサリアムめちゃくちゃすげえ!)

って本気で思えるまで
いろいろ調べて
納得できるまで読み込むと良いです。

 

 

初対面だとまるで興味がなかった子でも
何日か近くで過ごしていると
だんだんと「満更でもない」感じがすることが
よくあると思います。

 

美人は3日で飽きると言われますし、

ブスは3週間もすれば慣れると思います。

(※僕はいつでもドキドキです。)

 

 

(アレ、この人、結構いい所あるのかも・・・)

と、こうなるまでは
しんどくても寄り添いましょう。

 

それでも生理的に無理なテーマであれば
それはスパッと切って
他の記事を書き始めたほうが良いですね。

 

 

勉強不足、知識不足かもしれない

 

 

・・・あと、興味ないにも
非常に関連するのですが

 

興味がないということは
知識も少ないか全くない
ということが考えられます。

 

わからない・知らないから

やる気が出ないですし

書き進まないわけです。

 

なんにも知らなければ
そりゃ書き進められるわけもないわけで
この場合は知識不足ということになります。

 

というわけでコツの2つ目は

『アイディアが湧くまでインプット』

です。

 

これは別の記事でも言いました。

 

ライターは書くこと以上に
情報収集しないとしんどいです。

 

友だちの噂とか
有名人を見かけたとか
耳寄り情報って
ついみんなに言いたくなると思います。

 

この、
「つい言いたくなる。」
という状態がポイントで、

 

言いたくならないものは
なかなか伝わらず
当然文章も進みません。

 

知らない分野であれば
ネット漁ればいろいろ
出てくるわけですから

 

(ああ、こういうことなのね。)

と納得して

 

どう書いていくか
なんとなくイメージできるまでは
情報収集することをオススメします。

 

健康状態と同じで、
良いものを取らないと
良いものは出てこないわけで

 

自分なりの良い文章が
書きたいのであれば
良い情報を仕入れていくことが大切です。

 

 

史上最悪のライティング案件

 

 

世の中には
非常に書きづらいテーマがあります。

 

最たる例は、読書感想文です。

 

あれはかなりの苦行です。

 

あれで文章のうまい下手決められたら
たまったものではなく、
そもそも読書感想文自体が
かなりハイレベルな注文なんです。

 

読む本を指定され、
指定された原稿用紙に
「感想を書け。」
というムチャブリをされるわけです。

 

そして残酷なことに
指定される本の多くは
読みづらいし、

感想を言いにくいものが多いです。

 

戦争モノとか、
暗めの社会問題とか

 

読んでいくうちに
メンタルが持っていかれそうな
本が多いと思いません?

 

本音でいいなら十中八九

 

(つまらない)とか
(途中で飽きた萎えた)とか
「なんて言ったらいいかわからない。」

 

で終了ですよ。

 

 

そして当然内容についても
アレコレ言われたり
なんとなく先生に媚びを売る文章になったり

 

自由なようで
まったく自由じゃない
”壮大な建前作文”なわけです。

 

なので、僕らはこれまでの教育で
かなりガチガチに規制された
文章を書いてきました。

 

このせいで文章を書くことに

苦手意識を持ってしまい

(私はヘタなんだ・・・。)

と思い込んでしまっている可能性があるわけです。

 

 

完璧主義からの、卒業

 

 

「・・・じゃあスラスラ書くには
どうすりゃいいの。」

 

という話ですが

 

ガチガチな書き方で
書きづらかったわけですから
それをまず取っ払ってみることが
解決策の1つになりえます。

 

要するに
スラスラ書くコツその3。

『細かい体裁は後回し。』

 

まずはダーッと
書きたいように書きます。

 

で、脱字やら
おかしい日本語は放っておいて
とにかく最後まで進めます。

 

進めたら、
3回深呼吸してから(時間を空けてから)
読み返して編集作業に移ります。

 

執筆作業と
編集作業をわけるということです。

 

ライターにかかわらず、
どっちも並行してやる人が多いですが
これってかなりのブレーキです。

 

文章って言葉なので
書き始めるとある程度は
フレーズがくっついてきます。

 

1考えると、2,3くらいまでは
連想されていくことが多いです。

 

それを細かい誤字を気にして
いったり来たりすると
せっかく湧き出たアイディアが
思考から消え去ってしまいます。

 

自分の才能やセンス、アイディアに
自分でブレーキ書けちゃってる状態ですから
かなりもったいないことです。

 

完璧を目指そうとすると
まあほぼムリなので
6割でまず終えようとしましょう。

 

おそらく一番聞きたくない解決策

 

最後、4つ目は『慣れるまでやる。』

 

総じて言えるんですけど
慣れたら結構いけます。
いけないってことは
慣れてないってことです。

 

慣れてるはずなのに
伸び悩むのであれば

 

それは淡々と書くことに慣れていて
頭をひねって書くことに慣れてないだけです。

 

毎回同じように書くのは「反復」。
「継続」するには、常に変化が必要です。

 

なので、書いてる最中だけではなく
書く前からアレコレ考えましょう。

 

(今日はスパイスいれてみよう。)
(セリフから始めてみようか。)
(否定形から入ってみたらどうか。)
(結論から書いてみたらどうか。)

 

たとえば
普段上から順番に書いているなら
たまにはブロックに分けて
分解して書いてみるとかです。

 

あとは具体例の引っ張り方を
社会的なこと、外のものにするか
自分のこと、内のものにするか

 

ということでも
ひねりが効いてきます。

 

文章ってわりと小回りが効いて
自由度が高い伝達手段なので
あらゆる固定観念
取っ払うことが大切です。

 

そうすると
少しずつ身になっていきますし
それが自分の味にもなります。

 

いわゆる『面白い文章』というのは
誰でも特有の面白さを持っているんですが

 

なんらかの縛りがあって
自分で面白くないように
してしまっていることが多いです。

 

面白い絵とか音楽とか
それこそ面白い人って
いろんなブロック外れてますよね。

 

ド変態かハイパームッツリですよ。(偏見)

 

ちなみに僕は後者です。

 

・・・ともかく
細かいことは気にせず
「エイヤー!」
って書き出してみなさいってことです。

 

言ってること伝わりました?

 

まとめ

 

要点をまとめると

 

文章をサクサク書くコツは

  1. 好きなことで書く
  2. アイディアが湧くまでインプット
  3. 細かい体裁は後回し
  4. 慣れるまでやる

以上です。

 

・・・今後また
ご要望あればコツとか秘策とか
奥義みたいなものは教えますので
何かあればリクエストください。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

nagatouch