ああチヤホヤされたい

栃木県在住コピーライターnagatouch公式ブログ。趣味はインプット。仕事がアウトプット。

【本なんて捨ててしまえ】近未来を生き抜くスマート読書術

f:id:nagatouch1217:20171220163614j:plain

 

 

自慢じゃないですが

 

僕は最近かじりつくように
本を読み漁っていて

 

数えてみたら
今月に至っては
今日の時点で15冊新たに手を出しています。

 

・・・まあ、こう聞くと
遠回しのいやらしい自慢話に
聞こえる方もいらっしゃるでしょう。

 

 

「タイトルと違うじゃねえか!」って話ですし

 

「どうやったら20日間で
15冊なんてペースで読めるんだ!」

と気になると思います。

 

どういう仕組みかというと
単純に15冊買っただけ
読破してるわけではないだけです。

 

現状、

 

・開いてもいない1冊
・読みかけが5冊
・ナナメ読み8冊
・読んだつもり1冊

 

という感じなので
精読とも速読とも程遠い状態です。

 

今日は読書に関するお話。

 

 

 

読書自体に価値はない!

 

 

これだけ読んでる僕が言うのもおかしな話ですが

読書は良いものではありません。

 

あくまで良さそうとか
良い気分にさせてくれるもので
無理して読む代物ではないです。

 

 

 

僕は、本を読むって言っても
読むために本を買うのではなく
仕事で使うための材料を仕入れる感じで買います。

 

ライターってよく書くので
アウトプットが多くなります。

 

なのでその分、日常的にインプットしないと
仕事が広がらないですし
単純にネタが切れてうまくキーボードが叩けなくなります。

 

 

 

八百屋が野菜を仕入れるのと同じ感じで
僕は情報や知識を仕入れている感じ。

 

本や雑誌、セミナーなど
インプットしないと死にますし
趣味感覚で楽しいからやってるのであって

 

読書自体が目的ではないです。

 

あくまでインプットがしたいので
読書はそのツールの1つです。

 

アニメや漫画で得られるなら
そっちの方が遥かに吸収率がいいです。

 

頭抱えて『論語』を読むより
『キングダム』を興奮して読んだ方が
習得は早いと思います。

 

言いたかったのは

目的がないまま読んでも何の価値もない

ということです。

 

目的があればいいんです。ちゃんとあれば。

 

 

重要なことは、たった2割

 

 

実は本自体も、『2:8の法則』が働いていて
重要なことは全体の2割です。

 

あとの8割はその2割を
補強するために書かれていると思ってください。

 

特に良い本ほどそうです。
2割の要点に、8割のエピソードがあるので
ベストセラーになっているわけです。

 

なので、本は2割わかっていればOKです。

読破です。おめでとうございます。

 

要点を掴んで
自分でやるときのイメージが湧いたら
もう本を閉じていいです。

 

あとは忘れた時に
辞書代わりに使ってください。

 

一字一句読むのは小説だけでいいので
ビジネス本や趣味の本は
大枠を捉えていくようにしましょう。

 

読書至上主義

 

昔の人は、「本を読みなさい」
と再三言われてきたと思うんですが

それは単に、
インプットの手段が限られていたからです。

 

本を読む人が偉いのではなく
インプットしている人が偉くなります。

 

昔は本を読むことが
効率的なインプット方法だったので
全力で推奨されていただけです。

 

 

 

あとは、本を読めば読むほど
その人が操りやすくなる
というメリットもありました。

 

本を読むと、いろいろ知った気になります。

「考え方が変わった!」
という感想はたまにありますが

 

自分で変えたわけではなく
著者の考えを借りて
同調しているだけです。

 

著者の言うことに
「そうだそうだ!」
と賛成の声をあげた状態です。

 

 

 

いろいろな本を目的もなく
ひたすらに読み続けているとどうなるか?

 

いろんな著者の考えに
「そうだそうだ!」
と賛成の声をあげる人。

 

誰の意見にも「はいはい。」と

首を縦にしか振らない人。

 

・・・そうです。

 

こういう人のことを
世の中では『イエスマン』と呼びます。

 

恐ろしいことに本人は気づいていません

 

 

 

高度経済成長期では
景気の波に乗っていればよかったので
たくさんの本を読んで
「そうだそうだ!」と言っていればよかったのですが

 

最近はご存知の通り
自分の考えを言えない人
世の波にのまれるようになりました。

 

考えているようで
人の考えを借りているだけなので
その本以上のオリジナリティが発揮されなくなります。

 

たくさん本を読ませることで
人の言うことや考えに同調しやすい
イエスマン」が出来上がるわけですから

 

経営者にとっては
良い駒が出来上がることになります。

 

 

 

その本に必要性があればいいです。
本を読むことに目的があれば問題はないです。

 

ヤバイのは
「読まなきゃいけないんじゃないか。」
「読んでいれば幸せ。」
と謎の感情にまみれてしまうことです。

 

特にビジネス書しか読まないで

良い気になっているあなた
一番やばいと思ってください。

 

 

 

なので、何の発展性もない
読書をしているうちは
本なんてまるで意味がありません。

 

そんなことなら
目的がないまま読んだ本なんか
全部捨ててしまって

 

本屋でバイトしてた方が
まだ世の役に立ちます。

 

 

 

読みもせず何もしない

読んだつもりで何もしない

読まないが何かしてる

読んでるし何かしてる

 

この序列です。

 

時代錯誤のおっさんたちは
未だに『読書至上主義』だと
勘違いしていらっしゃるので

僕らは読んで終わってはいけません。

 

つまらない本を読んでいる暇があったら
何か行動に起こしましょう。

 

 

 

・・・仮に、

 

本当に本が読むのが好きで
積まれた本を眺めるのが
何よりも楽しいのであれば

 

本に好き嫌いせず
気色悪いほど読み漁るべきで

 

それをせめて
「俺のオススメ!」などと
facebookなどでシェアして

 

読書している自分を
徹底的に価値付けした方が良いです。

 

『本ならばお前』

というレッテルが
あなたの世間体に浸透するくらい
読書の虫を目指していただきたい。

 

 

電子書籍を薦める嫌らしい理由

 

 

月に1冊も読んでない人は
読んだ気になっている人よりも論外なので
何か1冊電子書籍でも買ってみることをオススメします。

 

紙の本だと重いし、かさばるし
本屋で探してもAmazonで購入しても
結構手間なので

 

Kindleアプリをダウンロードして
スマホで読んでしまった方が楽です。

 

肩も凝りませんし
布団の中でもスマホなので
充電が続く限り見ていられます。

 

ブルーライトをカットして
少しバックライトも抑えてしまえば
視力の問題もかなり軽減できます。

 

 

 

「字が小さくて読めないんじゃないか?」
と考える人はいると思いますが

 

いつものようなスマホ操作で
拡大縮小はできるので問題ないです。

 

Kindleとかだと
買った瞬間に読めるので

 

(家帰って読むぞ!)

という紙本派よりも早く
読書を開始することができます。

 

家に帰ったときよりも
買った瞬間の方が気持ちが高ぶっているので
本もサクサク読み進みます。

 

普段本を読まない人ほど
電子書籍に手を出してみてほしいです。

 

 

 

紙の本だと
買えば買うほど置き場所に困りますが

 

電子書籍の場合

 

購入した本は
クラウド上(ネット上の本棚)に保存されるので
場所を取りません。

 

スマホで読むときは
いったんスマホにダウンロードする必要があるのですが
読み終えて不要になって削除しても
クラウド上には残っている状態なので問題ありません。

 

本棚の本は、災害時は凶器になります。

昼寝している間に落ちてきたらかなり危険です。

 

その点、電子書籍にしておけば地震が起きても安心です。

火事が起きても延焼が多少進みにくくなり

ギリギリ生きて残れるかもしれません。

 

足腰の弱いお爺さんお婆さんや

狭いワンルームで暮らす1人ぐらしの方にこそ

電子書籍はオススメしたいものです。

 

 

 

あと、電子書籍の意外なメリットは

こっそり読みたい本が読めるということです。

 

スマホで読める漫画アプリが流行るのは


『人前で漫画を読むのは恥ずかしい

という独特の心理が影響しています。

 

電車で小説ならいいですが
漫画の単行本を開いて読もうとするのは
結構勇気がいるものです。

 

『君の膵臓をたべたい』(住野よる著 双葉文庫

という本が話題になりましたが

 

話題にならなければ間違いなく

ブックカバーなしでは読めません。

 

流行る前だったら

(あいつはサイコパスなんじゃないか。)

とヒソヒソされるレベルの危ないタイトルです。

 

こういう、ブックカバーをしないと読めないような

人前では読みづらい本が
電子書籍なら読めるということです。

 

もっと言えば

ブックカバーしてても読みづらい本がありますね。

 

ディープな感じの恋愛マニュアルとかBL系の漫画とか
要するにエロ本のたぐいは
電子書籍の方が売れ行きが良いらしいです。

 

昔の人だと
書店でエロ本を買うことなんて
猛烈に緊張したと思うんですが

 

それもKindleでポチッと押してしまえば
遠慮なく片手でエロ漫画を楽しめるようになっています。

 

男性諸君にとっては
ありがたいことだと思います。

 

動画ばっかりじゃなくて
たまには漫画や小説にも手を出してみると
面白いと思いますよ。

 

エロ本ではなくても
(電車で読むにはちょっと・・・)
というような本は結構多いので

 

読みたいけど遠慮していた本

部屋に置いておけない本こそ
電子書籍で購入を検討してみてください。

 

 

 

・・・とまあ、重要な余談はさておき

 

こうした理由で
本を読むなら電子書籍をオススメします。

 

僕も根っこは紙の本派ですが
試しに電子書籍買ってみたら
意外なほど読み進むので驚愕しました。

 

専用のリーダー買うと
さらに読みやすいかもしれませんが
スマホのアプリで充分読めます。

 

Android版のKindle
わりと結構快適なので
使ってみると良いですよ。

 

”重し”かインテリアにしかならない
本を買って積み上げるんであれば
焼き捨てるかブックオフか図書館に寄付でもして
早々と電子書籍に切り替えてしまった方が賢明です。

 

自分の限界を少し超えた本を手に取るべし

 

読む本については
自分よりちょっと上っぽいレベルのものか
少し知らないジャンルのものを
チョイスするといい出会いが得られます。

 

ビジネス書ばかり読んでいる人は
ビジネスマン以外の方の本を読むといいですし
WEBマーケティングばかり読んでいる人は
農業のマーケティングを読んでみるといいかもしれません。

 

あなたにとって良い本は

 

『ちょっと背伸びした本』か
『少し寄り道する本』です。

 

自分と全然違う信念を持っている人の本だと
刺激が強いので活き活きしてきます。

 

ただ、自分と信念が遠い本の場合、

遠い分相性が顕著に出るので
苦手なものはとことんダメで
ハマったらものすごくハマります。

 

本屋でもAmazonでも

 

手に取ろうとした1冊だけではなく
その2,3列隣くらいの本にも
目を向けて手にとってみると
良い発見があるかもしれません。

 

 

 

筋力トレーニングで
自分の限界を少し超えることが
大切だと言われているように

 

読書に関しても
自分の守備範囲を少し外れたもの
つまずきながらでも読んだ方が
スキルアップになります。

 

で、そういう本は
自分にとっては難しいので
読むペースが自然と遅くなるはずです。

 

理解しづらいからですね。

 

でも、理解しづらいからと言って
そこで立ち止まって
わざわざ一度に理解しようとしなくていいです。

 

どうせ無理なので。

 

 

 

一度に100覚えられるほど
人間そこまでよく出来ていないので

 

わからなくても
そのまま字を追ってください。

 

(自然にわかってくるようになるだろう。)
とあくまで気楽に読むこと。

 

究極、
(今わかんなくてもいいや!)
と開き直って読んだ方が

 

かえって後になって
急に思い出したりします。

 

読書はエンターテイメント。

 

お気に入りの映画やアニメは
その人の感情が大きく動かされたから
脳裏に焼き付くわけです。

 

逆に言うと

 

脳裏に焼き付けるためには
感情を動かせばいいということです。

 

 

 

なので

 

本を読んで学びたい!というのであれば
本をエンターテイメントとして
難しくても楽しんで読むようにしましょう。

 

(うへー!?こんな発想があるのかよ!?)

と驚くとか感動した方が頭に残ります。

 

そういった意味でも

 

読む本の守備範囲を広げないと
こういう意外な発見は得にくいので

 

読む本のチョイスから
考えてみるといいですよ。

 

考えてもよくわからなければ
(妙に気になる本)とか
(わけわからなすぎる本)とか

 

直感にピクリと反応した本を
素直に読み始めるといいです。

 

 

読書は著者と読者の対話。

 

 

本は、著者の思考の”位置”を示すものです。

「私はこう考える。」

を具体化したものにすぎません。

 

著者と読者との対話
のようなものなので

 

全部鵜呑みにするのではなく

 

自分の思考位置と比較して
自分の思考や行動にどう活かせるか?

 

照らし合わせながら
読み進めるようにするといいです。

 

 

そろそろ締めます。

 

 

簡単にまとめると

 

・読書はツール
電子書籍で買って欲に正直になる
・2割を読む
・鵜呑みにしない
・エンタメと捉える

 

こんな感じ。

 

 

 

ホントはここでオススメの本を
アフィリエイトリンク付きで
紹介したらいいんでしょうけど

 

(この記事に載せることじゃないな)
と思うの2割

 

(そのくらい自分で探して欲しい)
が2割

 

(めんどくさい)
が6割なのでやりません。

 

 

 

まあ、僕の話も鵜呑みにしないで
あなたのやりたいようにやればいいです。


以上。


nagatouch